BIM(ビム)とは?建築ビジネスでの活用法と3つのメリットを紹介
国産SaaSの「photoruction」とは?機能や特徴について紹介!
2021.08.22

BIMwork
建設業界では今後BIMを導入する企業が増えていくことが予想されています。そんななか、BIMビューワーを搭載するなど、建設業界の生産を支援するツールとして注目されているのが国産SaaSの「photoruction」です。
そこで、この記事では「photoruction」の機能や特徴について紹介します。
(出典 photoruction https://bit.ly/3iTS0k1)
photoructionとは
そもそもphotoructionとはどのようなものなのか、概要について確認していきましょう。
国産SaaSのphotoruction
国産SaaSのphotoructionは、建設業を支援し生産性や品質の向上を目的としたクラウドサービスです。日々の現場内業務にともなう事務作業を簡素化し、コア業務に集中できるようにするツールといえるでしょう。写真・図面・工程表といった豊富な機能が備わっており、技術者が本質的な業務に向き合える環境づくりをサポートします。
導入実績
photoructionはスーパーゼネコンを始め、国内外の約8万以上の建設プロジェクトで導入された実績を持ちます。導入により、現場での作業時間や報告にかける時間を大幅に削減できたという報告があります。
photoructionの基本機能
photoructionでは具体的にどのようなことができるのでしょうか。主な機能について見ていきましょう。
BIMモデルの閲覧
photoructionにはBIMビューワーが搭載されています。インターネット環境が整っていれば、ソフトウェアの導入をせずともWebやモバイルアプリなどでBIMモデルを閲覧することが可能です。設計から維持管理までの各工程における業務を効率的に行えるようになり、生産性向上を見込めます。
図面の位置指定
図面にピンを落とし、位置指定を行うことができます。ピンを落とすことで撮影階と通り芯が自動判定され、写真の属性情報とすることが可能です。
定型黒板
photoructionは現場での手打ちではなく、あらかじめ黒板を作成して現場に持ち出すことができます。撮影の際はワンタップで黒板が出来上がるため手間がかかりません。
外部共有
共有機能に優れていることがphotoructionの特徴です。ボタンを押すだけで大量の写真も簡単に共有できます。注釈を入れることも可能で、より円滑に意思の疎通を行えるようになります。
オフライン対応
photoructionはその場の電波状況に合わせ、自動的にローカルとクラウドが切り替わる機能が備わっています。電波が届かなかったり、不安定だったりする場所で作業をするときも安心です。
電子納品
国土交通省による「工事完成図書の電子納品要領」をはじめとする、電子納品形式のデータを簡単なボタン操作で作成することができます。ただし、この機能はβ版となっています。
管理機能
プロジェクトをはじめ、組織単位でユーザーを管理できます。企業全体はもちろん、現場ごとや個人ごとの単位で導入することも可能です。
(出典 photoruction https://bit.ly/3iTS0k1)
photoructionの特徴
photoructionにはどのような特徴があるのか、チェックしていきましょう。
万全のセキュリティ体制
photoructionとの通信はSSLによって暗号化されています。そのため、通信内容の漏えいやデータの改ざん、なりすましなどを防ぐことができます。また、パスワードといった機密性の高い情報は暗号化したうえで保管する仕組みのため、安心して利用できるでしょう。
情報の一元管理
図面・写真などの情報はすべてフォトラクションで一元管理できます。なお、情報はリアルタイムに共有することが可能です。関係者への情報伝達がスムーズになり、業務スピードの向上を見込めるでしょう。また、複数のプロジェクトを一元管理することで、事務作業の工数を減らせることが期待できます。
わかりやすい操作性
photoructionは「建設の世界を限りなくスマートにする」ことを目的に開発されたものです。そのため、操作性にこだわってつくられており、誰でも簡単に操作しやすくなっています。
導入ハードルが低い
photoructionは導入のしやすさが特徴です。導入の一般的な流れとしては、まずテレビ会議などで初回打ち合わせを行い、続けて無料トライアルに移ります。なお、トライアルでは無料ですべての機能を使うことが可能です。その後、最適な料金プランを決めたうえで、導入という流れになります。スムーズに導入できることから、規模の大きい企業から個人事業主まで幅広いところで活用されています。
写真の自動整理
豊富な機能が備わっている電子小黒板を使って、スマートに写真撮影を行えます。また、撮影した写真は付加された属性情報を利用し、自動整理される仕組みです。見た目にもすっきりと保管でき、従来のように事務所でわざわざ写真を整理する手間もかかりません。フォルダ管理の煩わしさから解放され、作業にかかる時間を大幅に削減できます。
便利な画面表示
重い図面も高解像度・高速で表示することができます。表示スピードが遅く、イライラしてしまうことを防げるでしょう。また、図面には矢印や文字といった注釈を加えることができます。それ以外にも、メモ・写真・チェックリストなどのさまざまな情報を付加することが可能です。
豊富なサポートプラン
photoructionではオプションとして、豊富なサポートプランが提供されています。なかでも、便利なのが建設BPOサービスです。建設BPOは建設特化型アウトソーシングサービスで、フォトラクションにおける業務を専用のAIと専任オペレーターに任せられるというものです。photoructionにデータをアップロードすることで、オペレーターに業務を代行してもらえます。その後、作業回数が増えるとAIが処理を行えるようになる仕組みです。
(出典 photoruction https://bit.ly/3iTS0k1)
photoructionを活用して生産性を向上させよう
photoructionを導入することにより、書類作成から現場作業まで幅広い業務の効率化を期待できます。豊富な機能を活用することによって、日々の業務がよりスムーズに行えるようになるでしょう。photoructionを有効活用して、生産性の向上を目指してみてはいかがでしょうか。