Lumion-03 モデルのインポート

2021.08.27

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Lumionで作業を行うモデルのインポート(読み込み)方法について解説

#1 Lumionでの建物モデルの扱い

 

Lumionはモデリングソフトではなく、ビジュアライゼーションの為のレンダリングソフトです。

簡易なオブジェクト配置機能はあっても、建物を1からモデリングする機能はありません。

その為、建物のモデルは他のソフトで作成した物をインポートする必要があります。

そういったソフトとしての特性から、Lumionは多数のモデリングソフトと互換性があります。

以下に代表的なソフトを抜粋して紹介します。


・SketchUp
・Revit
・ArchiCAD
・Vectorworks
・3DS MAX
・Rhinoceros


上記以外の互換ソフトについては、下記のメーカー公式サイトを参照して下さい。

https://lumion3d.jp/product/compatibility/


本記事ではRevitからモデルエクスポートし、それをLumion内にインポートする手順を記載致します。



#2 モデリングソフトからLumionへエクスポートするアドインツールの紹介

 


互換性のある各種モデリングソフトからLumion用の3Dモデルをエクスポートする為には基本的に専用のアドインツールが必要です。

メーカー公式サイトURLを記載しますので、サイト内の○○LiveSyncプラグインというリンクから各種モデリングソフト用のアドインツールをインストールして下さい。


https://support-lumion.livingcg.jp/portal/ja/kb/%E6%9C%89%E9%99%90%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0cg/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3


以降はアドインツールがインストール済みの前提で記載します。



#3 RevitからLumionモデルをエクスポート

 


ここではRevitからLumion用の3Dモデルデータをエクスポートする手順を確認します。


1.Revitを起動し、エクスポートしたいRevitデータを開きます。

本記事では配布しているモデルエクスポート演習.rvtを開いて以降の作業を行います。



2.エクスポートを行いたいモデルが表示されている3Dビューを開きます。

ビューの表示状態がそのままエクスポートされる為、カテゴリの表示非表示や切断ボックスの適用状況には注意して下さい。

本記事では{3D}という名称の3Dビューを開いて作業を行います。



3.Lumionタブ / Exportパネル / Export as COLLADA file をクリックします。


 


4.Export to Lumion ダイアログボックスが表示されますので、適切に設定を行います。

本記事では以下のように設定を行いますが、ご自身の環境に応じて調整して下さい。

https://support-lumion.livingcg.jp/portal/ja/kb/articles/revit%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3

 


項目
説明
Insertion Point
書き出しの基準点を設定します。Base Pointがプロジェクト基点、Survey Pointが測量点となります。
Surface smoothing
曲線状の表面の詳細度を設定します。詳細度が高いほどきれいですが、Lumionの動作に影響があります。
Collect textures
Revitモデルで使用されるすべてのテクスチュアがエクスポートファイルと同じ場所のフォルダに保存されます。
Export nodes
Lumionで ノード置換 という機能を使用する為に特別なモデルを準備した場合にのみチェックする必要があります。


5.設定を行ったら、 Export をクリックします。


Save an COLLADA file ダイアログボックスにて管理の行いやすい場所に保存します。


 

補足 Revit以外のモデリングソフトからLumionへエクスポートする方法

 


Revit以外のモデリングソフトからLumion用の3Dモデルデータをエクスポートする手順については以下のメーカー公式サイトURL

にアクセスし、以下に示す要領で確認して下さい。


https://support-lumion.livingcg.jp/portal/ja/kb/%E6%9C%89%E9%99%90%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0cg/%E3%83%8A%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88




                                    

補足 Live Syncとは

 


各種モデリングソフトで作成した3DモデルをLumionで活用する方法は、データをエクスポートする方法の他にもう一つあります。

その方法はLive Syncと言います。

このLive Syncは、3Dモデルを外部ファイルとしてエクスポートすることなくLumionに3Dモデルをインポートすることができます。

そして、モデリングソフトで行った変更がリアルタイムでLumion上の3Dモデルと連動するという事が可能です。



 


このように非常に便利で魅力的な機能である反面


① モデリングソフトとLumion双方を同時起動して作業を行うので、動作が非常に重くなってしまう

② Lumion側で編集したマテリアルやオブジェクトがモデリングソフト側に反映されるわけではない

③ 過去verや最新verなどのデータの履歴管理が不透明になってしまう


などの注意点も多くあります。

本記事ではデータ管理の明快さやLumion動作への影響を考慮し、まずはデータをエクスポートする方法で基本的事項を学んで頂くことを推奨しております。




#4 RevitからLumionモデルをインポート

 

モデリングソフトから3Dモデルをエクスポートする手順は使用しているモデリングソフトによって異なりますが、インポートの手順はLive Syncを使用する場合を除き基本的に同一です。

Revit以外のモデリングソフトを使用している方も記事の内容に沿って作業が行えるように、以降は配布している書き出し済みデータを使用して作業を行います。


1.Lumionを起動し、3Dモデルを配置したいLumionデータを開きます。

本記事では 新規 / White を開きます。

 


 


サンプルプロジェクトなどの別のプロジェクトを予め開いている場合は、モード切り替えウィンドウ内の ファイル をクリックすると上記の画面にアクセスできます。




     

2.編集タブ / オブジェクト / IMPORT をクリックします。




3.開くダイアログボックスにてインポートした3Dモデルを選択して開きます。

    本記事では配布しているモデルインポート演習.daeを選択して開きます。






4.インポートモデル を適切に設定し、 ✔(OK) をクリックします。





項目
説明
モデル名
インポートモデルの名称を設定します。同一名称のモデルは共存できませんので、名称の変更が必要です。
カテゴリーフォルダ

プルダウンメニューにてモデルをインポートするカテゴリを選択します。ユーザーがカテゴリを増やすこともできます。

カテゴリの名称に使用できるのは半角英数字のみの為、注意して下さい。

アニメーションをインポート
モデリングソフト側で設定しているアニメーションをインポートするかを設定します。
エッジ/ラインのインポート
モデルのエッジ/ラインをインポートするかを設定します。



5.モデルがインポートされるので、クリックで配置します。

細かい位置は後から調整可能ですので、この時点では適当な位置に配置します。


 



6.編集タブ / オブジェクト / 選択 をクリックします。



 

こちらをクリックすることで配置したモデルを編集することが可能になります。





補足 インポートモデルを再配置したい場合

 

インポートしたモデルを再配置する場合は以下の手順で作業します。


1.編集タブ / オブジェクト / インポート済みモデル をダブルクリックします。


 


2.インポート済みモデルライブラリ より配置するモデルを選択し、クリックで配置します。




#5 配置したモデルの位置調整

 

配置したモデルの位置を適宜調整します。


1.配置高さを調整する

編集タブ / オブジェクト / インポート済みモデル をクリックし、選択可能な状態に指定します。

続いて、編集タブ / オブジェクト / 選択 のサブメニューより、 上下移動 をクリックします。





モデル基点に カーソルを合わせてドラッグ して高さを調整します。




 

2.水平位置を調整する

編集タブ / オブジェクト / インポート済みモデル をクリックし、

編集タブ / オブジェクト / 選択 のサブメニューより、 水平移動 をクリックします。



 

モデル基点に カーソルを合わせてドラッグ して水平位置を調整します。



 



3.座標数値で位置を調整する

編集タブ / オブジェクト / インポート済みモデル をクリックし、

モデルにカーソルを合わせて、ハイライトしたらクリックして選択します。

   ※この作業はカーソルを基点に合わせる必要はありません。



 

続けて、編集タブ / オブジェクト / 選択 のサブメニューより、 入力する をクリックします。





こちらのXYZの値を 0. 0. 0とすることでLumion内の座標値の基点にインポートモデルが移動します。

モデルの場所を捉えやすくなりますので、特に拘りがない場合はこちらに設定しておくことを推奨します。




 

これらのサブメニューは、モデル選択後でも切り替えが可能となります。




#6 インポートモデルの更新

 

Live Syncを採用している場合を除き、3Dモデルに更新が生じた場合はインポートモデルも更新する必要があります。

ここではその手順を紹介します。


1.再度、モデリングソフトからLumion用3Dモデルをエクスポートする。

2.編集タブ / オブジェクト / インポート済みモデル をクリックし、

編集タブ / オブジェクト / 選択 のをクリックします。



 


3.配置済みのインポートモデルを選択します。


4.画面右のパネル内の モデルの更新 をクリックします。

この時、再度書き出したモデルデータは、最初にモデルインポートしたフォルダと同じフォルダに配置して下さい。



 





補足 インポートモデルの保存場所

 


インポートしたモデルは以下のフォルダに保存されています。


C:\Users\ユーザー名\Documents\Lumion ○○(バージョン名)\Library



 


上記のように3DモデルをインポートするとLumionに最適化された形式で保存される為、インポート元のデータに関しては削除しても

問題ありません。




#7 Lumionプロジェクトの保存

 


Lumionプロジェクトの保存について、手順を確認します。


1.新規プロジェクトを名前を付けて保存する。

編集タブ / ファイル をクリックします。

名前を付けて保存 をクリックします。



     


名前を付けて保存ダイアログボックスにて適切に保存を行います。



 


2.プロジェクトを上書き保存する。

編集タブ / ファイル をクリックします。

保存 をクリックします。







Lumion-01    画面の説明    https://bimwork.jp/course/13/11

Lumion-02    基本操作    https://bimwork.jp/course/13/13

Lumion-03    モデルのインポート 

Lumion-04    天気の編集    https://bimwork.jp/course/13/15

Lumion-05    オブジェクトの配置    https://bimwork.jp/course/13/16

Lumion-06    周辺環境の設定    https://bimwork.jp/course/13/17

Lumion-07    照明設定    https://bimwork.jp/course/13/18

Lumion-08    マテリアルの設定    https://bimwork.jp/course/13/19

Lumion-09    パース画像の作成    https://bimwork.jp/course/13/20

Lumion-10    ムービーの作成方法    https://bimwork.jp/course/13/21

Lumion-11    人や車のアニメーション化    https://bimwork.jp/course/13/22

Lumion-12    360°パノラマ画像の作成    https://bimwork.jp/course/13/23

Lumion-13    ノード配置    https://bimwork.jp/course/13/24

Lumion-14    水場・草・花・岩の追加    https://bimwork.jp/course/13/25

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