Lumion-05 オブジェクトの配置

2021.08.27

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Lumionの中でオブジェクトを配置する方法について解説

#1 オブジェクトの配置

 

Lumionは建物をイチからモデリングすることはできませんが、樹木やインテリアなどの装飾的なオブジェクトを配置することは可能です。

ここではそういったオブジェクトの追加について、樹木の配置を例に取り確認します。

操作自体は樹木以外のオブジェクトでも共通です。

以降の記事は配布されている Lumion操作演習_オブジェクトから.ls10 を使用して記載します。


1.編集タブ / オブジェクト / ネイチャーダブルクリックし、

編集タブ / オブジェクト / 配置 のサブメニューより、 単一配置 をクリックします。


 



2.配置したいオブジェクトをサムネイルから選択できたら、クリックで配置します。

細かい位置の修正などは後からでも可能ですので、この段階では大雑把な配置で構いません。




     

3.クリックの度にオブジェクトが配置されてしまうと不要なオブジェクトを配置してしまう場合がありますので、

配置が完了したら、編集タブ / オブジェクト / 選択 に編集メニューを切り替えておくことを推奨します。




 


#2 オブジェクトの選択

 

Lumionのオブジェクト編集ツールである移動 ・ 回転 ・ スケール ・ 削除などは実行時に必ずオブジェクトを選択します。

そのため、Lumionのオブジェクト編集を効率的に行う為にはオブジェクトの選択について理解する必要があります。


●単一選択


オブジェクトにマウスオーバーし、クリックを行うことで単一選択を行います。




     

●選択解除


編集タブ / オブジェクト / すべての選択をキャンセル をクリックします。




 

オブジェクトを選択したままにしていると誤った編集をしてしまう可能性が高まりますので、

作業が完了したらその都度、選択解除を行うことをおすすめします。



●複数選択


Ctrlキーを押しながらマウスをドラッグします。※右左のどちらからでも構いません。

範囲選択の四角いボックスが描画されます。このボックス内にオブジェクト基点が入ると選択の対象となります。







            

#3 オブジェクトの編集

 


ここでは配置したオブジェクトの編集について確認します。

移動に関しては『03_モデルのインポート』にて記載済みですので、移動以外の編集について記載します。


●オブジェクトの回転


編集タブ / オブジェクト / ネイチャー をクリックし、

編集タブ / オブジェクト / 回転 をクリックします。





 

回転したいオブジェクトを選択します。複数選択を行い一括で編集することも可能です。

オブジェクトの基点をドラックすることでオブジェクトを回転します。





  また、マウスのドラッグではなく回転角度を数値で指定することも可能です。

回転したいオブジェクトを選択すると編集タブに回転角度指定のスライダーが表示されますので、

表示されたスライダーをダブルクリックすることで数値を入力できます。







 ●オブジェクトのスケール変更(サイズ変更)


編集タブ / オブジェクト / ネイチャー をクリックし、

編集タブ / オブジェクト / スケール をクリックします。





スケール変更したいオブジェクトを選択します。複数選択を行い一括で編集することも可能です。

オブジェクトの基点をドラックすることでオブジェクトのスケールを変更します。






また、マウスのドラッグではなくスケールを数値で指定することも可能です。

スケール変更したいオブジェクトを選択すると編集タブにスケール指定のスライダーが表示されますので、

表示されたスライダーをダブルクリックすることで数値を入力できます。





 

●オブジェクトの削除


編集タブ / オブジェクト / ネイチャー をクリックし、

編集タブ / オブジェクト / 削除 をクリックします。





  削除したいオブジェクトを選択します。複数選択を行い一括で削除することも可能です。

画面右の選択中のオブジェクトパレットの 選択中のオブジェクトを削除 をクリックで削除を行います。






 ●作業の取り消し


編集タブ / オブジェクト / 取り消し をクリックします。







 

#4 オブジェクトのプロパティについて

 

Lumionのオブジェクトには個別にプロパティが割り当てられています。

それらを編集することでもオブジェクトの編集が行えますので、ここではオブジェクトのプロパティについて紹介します。


●オブジェクトプロパティの確認

オブジェクト選択時に画面右側に表示されます。



 


分類
説明
備考

オブジェクトのカテゴリがアイコンで表記され、その隣にオブジェクト名が表示されます。
全オブジェクトで共通
B

オブジェクトをロックして選択不可にします。

ただし、一部の選択方法であれば選択できてしまうので、注意して下さい。

全オブジェクトで共通
C
複数のオブジェクトを選択することで、それらをグループ化します。
全オブジェクトで共通
D
オブジェクトを配置するレイヤを設定します。
全オブジェクトで共通
E
オブジェクトが配置されているレイヤと同一レイヤに配置されている全オブジェクトを選択します。
全オブジェクトで共通
F
透明度や色合いなどの設定を行います。基本的にはスライダーで数値を設定して使用します。
オブジェクトによって内容が異なる


上記表にも記載の通り、プロパティの内容はオブジェクトによって異なります。

上記の画像は人オブジェクトのプロパティです。前述の樹木のプロパティと設定項目が異なるのが分かります。

しかし、そのほとんどはスライダーで直感的に調整できます。





 ●プロパティオプションの確認

オブジェクトプロパティには普段は隠れているオプションがあります。

オブジェクトプロパティパレットの左側にある ◀ をクリックすることで表示できます。





分類
説明

選択オブジェクトの置き換えを行います。
B
左から、【オブジェクトに焦点を当てる】・【同一オブジェクトをライブラリから選択する】・【配置済みの同一オブジェクトを選択する】・【配置済みの同一カテゴリのオブジェクトを選択する】といったことが可能です。
C
左から、【選択オブジェクトの配置】・【回転角度】・【スケールをランダムにする】・【それらをリセットする】といったことが可能です。
D
上段左から、【オブジェクト間のスペースを合わせる】・【選択オブジェクトの位置を合わせる】・【選択オブジェクトの向きを合わせる】・【地形に基点を合わせる】。下段左から、【選択オブジェクトのサイズを合わせる】・【選択オブジェクトの高さを合わせる】・【地形に沿って向きを合わせる】といったことが可能です。また、これらのオプションは単一選択か、複数選択かで表示内容が異なります。

 

この中にあるオブジェクトに焦点を当てるは、プロパティオプションから行う以外に、オブジェクトの基点の上にカーソルを合わせダブルクリックすることで行うことも可能です。これはある対象物に対して瞬間的に作業しやすい表示状態を作るための有効な方法です。





 

#5 一括の配置ツール

 

ここまではオブジェクトの配置は単一配置のみを紹介していましたが、Lumionには単一配置以外にも便利なオブジェクト配置方法が

あります。ここではそういった便利な配置方法を紹介します。


●集団配置

このツールは任意の範囲を設定し、その中に任意のオブジェクトを一括で配置するツールです。


編集タブ / オブジェクト / ネイチャー をクリックし、

編集タブ / オブジェクト / 配置 のサブメニューより、 集団配置 をクリックします。


 



クリックで集団配置範囲指定の始点を指定し、マウスを動かし、二度目のクリックで範囲指定の終点を指定します。





 


 

範囲の指定を行うと以下の画像のような画面になります。


 



分類
項目
説明

アイテムの数
配置するオブジェクトの総数をスライダーで設定します。
方向
配置するオブジェクトの回転角度をスライダーで設定します。
方向のランダム性

回転角度にランダム性をスライダーで設定します。

アーケードの群衆など、全てのオブジェクトが一定方向に向いていると不自然な場合に使用します。

配置間隔のランダム性

配置間隔にランダム性をスライダーで設定します。

0にすると指定範囲内に等間隔でオブジェクトが配置されます。


オフセットのランダム性

指定範囲の中心軸からのオフセットにランダム性をスライダーで設定します。

0にすると指定範囲の中心に一直線にオブジェクトが配置されます。

B
地面に合わせて配置
配置面に傾斜がある場合に傾斜に合わせてオブジェクトを配置します。
C
配置オブジェクトの指定

パネルをクリックすることで、ライブラリで選択しているオブジェクトに切り替えることができます。

また、配置オブジェクトの種類を削除することができます。0にすることはできません。

D
追加

配置するオブジェクトの種類を追加します。

追加される種類はライブラリで選択中のオブジェクトになります



各種設定を行ったら、画面右側の 確認して編集モードに戻る をクリックします。

この操作はEnterキーで行うこともできます。


 



集団配置が完了すると以下のようになります。


 




また、集団配置の範囲指定を一直線以外にすることもできます。

二度のクリックで範囲の指定を行ったあと、Ctrlキーを押しながら再度クリック を行うことで範囲の拡張を行えます。







 

●複数配置

このツールは一度のクリックで同一のオブジェクトを10個一括で配置するツールです。


編集タブ / オブジェクト / ネイチャー をクリックし、

編集タブ / オブジェクト / 配置 のサブメニューより、 複数配置 をクリックします。


 



配置したい位置でクリックし、オブジェクトを10個一括で配置します。



     



このツールは配置するオブジェクトの間隔などを細かく設定することはできません。

アバウトに複数のオブジェクトを配置したい場合などに使用します。




●ペイント配置

このツールは一定の円形範囲内に単一の複数一括で配置するツールです。


編集タブ / オブジェクト / ネイチャー をクリックし、

編集タブ / オブジェクト / 配置 のサブメニューより、 ペイント配置 をクリックします。


 



ツールをクリックすると以下の画像のような画面になります。



     


分類
項目
説明

密度

円形範囲内に配置するオブジェクトの密度をスライダーで設定します。

個数ではないので注意して下さい。

B
選択したオブジェクトをペイント配置する
クリックやドラッグにより円形範囲内にライブラリで選択したオブジェクトを一括配置します。
C
選択中のオブジェクト削除する
クリックやドラッグにより円形範囲内のオブジェクトを一括で削除します。


このツールの強みは ドラッグによって配置や削除を一括で行える 点です。

反対にそういった必要性が無い場面で使用するのはできません。




#6 オブジェクトのコピー

 


Lumionにはオブジェクトのコピー機能も実装されています。ここではその手順を紹介します。


●選択オブジェクトのコピー

コピーしたいオブジェクトを選択します。

編集タブ / オブジェクト / 配置 のサブメニューより、 各種移動ツール をクリックします。

ドラッグにて移動を行う前に、 Altキーを押しながらマウスをドラッグします。




  


#7 オブジェクト配置のオプション

 


『#3 オブジェクトの編集』にて配置したオブジェクトの編集について紹介しましたが、一部の操作はオブジェクト配置時にも行うことができます。それらはキーボードショートカットを使用します。


●使用可能なキーボードショートカットの確認

Lumionではその時行っている作業に応じて、その場面で使用可能なキーボードショートカットが画面に表示されています。

画面右側のモード切り替えウィンドウ上部に注目して下さい。





 

上記画像のようにCtrlキーを押しながら単一配置ツールでの配置を行うことで、複数配置ツールを使用せずに10個の

オブジェクト一括で配置することができます。



●配置高さの設定

単一配置や複数配置を行う際に、あらかじめ配置高さを設定してから配置できます。

クリックにて配置を行う前に、 H を押しながらマウスを動かします。





             

一度高さを設定すれば以降は設定を引き継いで配置

を行えます。樹木の配置で活用する場面は無いと思われ

ますが、照明を一定の高さで配置したい場合や、

鳥などのオブジェクトを配置する際には便利です。




●配置オブジェクトの回転角度の設定

単一配置や複数配置を行う際に、あらかじめオブジェクトの回転角度を設定してから配置できます。

クリックにて配置を行う前に、 R を押しながらマウスを動かします。






             

一度回転角度を設定すれば以降は設定を引き継いで配置を行えます。




●配置オブジェクトのスケールの設定

単一配置や複数配置を行う際に、あらかじめオブジェクトのスケールを設定してから配置できます。

クリックにて配置を行う前に、 L を押しながらマウスを動かします。






一度スケールを設定すれば以降は設定を引き継いで配置を行えます。





Lumion-01    画面の説明    https://bimwork.jp/course/13/11

Lumion-02    基本操作    https://bimwork.jp/course/13/13

Lumion-03    モデルのインポート    https://bimwork.jp/course/13/14

Lumion-04    天気の編集    https://bimwork.jp/course/13/15

Lumion-05    オブジェクトの配置

Lumion-06    周辺環境の設定    https://bimwork.jp/course/13/17

Lumion-07    照明設定    https://bimwork.jp/course/13/18

Lumion-08    マテリアルの設定    https://bimwork.jp/course/13/19

Lumion-09    パース画像の作成    https://bimwork.jp/course/13/20

Lumion-10    ムービーの作成方法    https://bimwork.jp/course/13/21

Lumion-11    人や車のアニメーション化    https://bimwork.jp/course/13/22

Lumion-12    360°パノラマ画像の作成    https://bimwork.jp/course/13/23

Lumion-13    ノード配置    https://bimwork.jp/course/13/24

Lumion-14    水場・草・花・岩の追加    https://bimwork.jp/course/13/25